ひょんな事から阪神大震災に関連するページをあれこれ見てたんですが、

ばったり、とでも言いましょうか、過去の自分に会っちゃったんです。

美し都 神戸から(鳥瞰図を描きましょう♪)というサイトの中の、
題: 平成7年 1月16日 午後3時半」という記事。

(ここでは書いてなかったかも知れないんですけど、一応書きますね。)
震災の前の日、1995年1月16日、翌日がお休みだった事もあって、広島から、始発で東方面に向けて足を伸ばしていました。
お昼になるし、もうそろそろこのあたりで遊ぼうかな?なんて降りた駅が、「元町駅」。三宮のひとつ西側の駅でした。
そこから海沿いを歩いて、当時は独立FM局だった「Kiss-FM」やポートタワー、三宮駅を超えて北側、生田神社近くのハンズにも行きましたっけ。
(ちょうどその年の秋、広島に初めてハンズができる、って時だったんですよね。)
帰ろうか考えつつも、まだ行きたいところもあるし!なんてあちこちウロウロしてた時間がこのくらいの時間だったと思います。
その後、泊まろうかどうしようかかなり悩んだんですけど、鈍行(普通列車)だけで神戸まで来てますし、確実に、翌日体に痛みが出るだろうなぁ・・・となると、休む日も必要!なんて考えて、結局日帰りで広島に帰る事にしたんです。

すべて大急ぎの強行軍でしたが、それでも、いろんな優しさに触れたりすごく思い出に残る素敵な気ままな旅でした。

その夜、広島に帰って寝るまでは。
翌朝、目にした惨状は皆さんもご存じの通りです。あまりのショックに声も出せずにテレビの前で、ただ青くなっていたのを思い出します。

あれから14年以上の月日が流れていますが、帰ろうとした決断は何かの「虫の知らせ」だったのかな、なんて思う瞬間もあるんです。
この鳥瞰図を見ながら、いろんな事を思い出したワタシでした。