2018/09/05 深夜、09/06未明に起こった平成30年北海道胆振東部地震。
ここで地震発生時の各局の状況を改めて確認してみたいと思います。
(なお、この配信音声に関しては2018/09/12 深夜29時まで聞けるようになっております。)
(道内の方は無料で、道外の方は「radiko.jpプレミアム」(有料)に加入していただけると聞くことができるようになっております)

まずはHBCラジオから。見てみたいと思います。
もともと東京、TBSラジオの番組をネット受けして放送してらっしゃったようなんですが、
第一報に関しては東京、TBSの情報のほうが早かったようですね。

途中で東京からの放送を切る形になってますが、HBCテレビとの同時音声で北海道からの情報発信をされ始めたようです。ただ、映像があるテレビと違ってラジオの場合、テレビと同じ音声だと、どうしても消化不良、といいましょうか、そういった感じはするんですよね。

その後ラジオのみの放送を始められたようですね。
スタッフさんと電話をつないでのやり取りなど、そこで暮らしてらっしゃる方だからこそわかる情報、といったような印象を受けます。


続いてSTVラジオを振り返ってみたいと思います。
こちらは東京、ニッポン放送の番組、「オールナイトニッポン0(ZERO)」を放送中に地震が発生したようです。
局によってシステムは違うと思うんですが、STVラジオはそのまま流されるようですね。
(念のため、スタート時間はチャイムが鳴り終わったあとに変えてあります。ご了承ください。)

走ってブースまで来られたんでしょうか、息を整えるよりまずはすばやく情報を届けたい、という事だと感じます。情報が気になってラジオのスイッチを入れる方もいらっしゃると思いますし、その気持ち、ありがたいですね。
その後、再びニッポン放送からのオンエアを挟んでSTVラジオスタジオから情報を伝えてらっしゃいます

津波被害の心配はない、ということも伝えてらっしゃいますね。
また、停電していることも伝えてらっしゃいましたね。
また、途中一時ニッポン放送の放送の中で吉田アナ、上柳さんがSTVの方に電話インタビューをしている模様、またテレビと同時放送の模様も入ってるんですが、
ラジオとテレビの違いを感じますね。

ラジオ(ニッポン放送からの放送)だと、北海道の地図を想像してもらうためにこの辺り、というような説明を比較的しっかりしてらっしゃいましたね。
また、逆にテレビと同時放送の中では報道セクションの中にアナウンスブースがあるんでしょうか、ガヤガヤした中での放送になってしまうのでどうしても声量が大きくなってしまう印象を受けました。また、同時に喋ったりすることもありますのでその辺り、ラジオだと結構聞き取りにくかったりするんですよね。
その点、ラジオだとブースの中にあるのでガヤガヤした感じはありませんし、落ち着いてトークしてらっしゃる印象を受けますね。(多分落ち着こう、と心がけてらっしゃるんだと思います。)





FM局に関してもちょっと振り返ってみたいと思います。
AIR-G’ FM北海道は「MUSIC PATIO」というノンDJ、ノンストップミュージックプログラムを放送中でした。

この時間、局内にはどなたもいらっしゃらなかった可能性もありますね。
で、急いで局に来られて情報を得て放送されたのかもしれません。
地方のFM局ですし、決して社員さんは多くなかったと思われます。
この後、断続的に情報を伝えてらっしゃいました。

続いて FM northwave 
こちらも同じくノンDJ、ノンストップミュージックプログラムを放送中でした。
(個人的にはこの番組の落ち着いた選曲センス、結構好きだったりするんですよね。)

1分ごとスキップしていたので、この間にも流れていたのかもしませんが、
こういった自動音声が流れていたようですね。

その後、朝の番組を担当されているカツノリさんだと思うんですが、
アナウンスをしてらっしゃいました。
ある程度時間が経っていることもあってか、この段階で停電している旨のアナウンスもしてらっしゃいましたね。

さて、こうやって各局をざっくり聞いてみて
なんとなく感じたことなんですが、地震発生後、情報を求めるなら
報道セクションもしっかり持ってっらっしゃるAM局かな、なんて思ってたりします。
ただ、大きなニュースになればなるほど、報道にずっと接していると鬱々とした気分になったりします。そんなとき、情報も届けてくれながら、力づけてくれるような音楽も届けてくれる、
そういったFM局の方がいいんじゃないかな? と感じたりするんです。
もちろん一旦報道から全く離れてみるのもいいと思うんですけど、
変な話かもしれないんですが、個人的に、
それだと情報が入ってこないのがちょっと心細かったりするんですよね。💦💦
ってなわけで、夕方くらいから、ちょいちょいFM聞いてたりしてました。

今回は地震直後、という切り口でまとめてみましたが、これから長丁場になる可能性もありますし、
いろんな形でラジオを楽しんでみる、ってのもいいかもしれませんよ。