下松駅前にもかつて、映画館がありました。 : STARexpress @ 山口

下松の映画館、といえば、MOVIX周南がすぐ頭に思い浮かぶ方も多いと思うんですが、
下松の駅前にもかつて映画館があった、ってこと、御存知ですか？

ちょっと地図がなかったんで、
近所の歯医者さんのロケタッチを使わせてもらいました。
で、地図を拡大していただくと分かるかもしれないんですけど、
このちょっと西にある空白、ってのが、
その「かつて映画館があった場所」になるんです。

ワタシが小学生の頃だったでしょうか、（中学生だったかな？）
なので、どう少なく見積もっても20年以上は昔になってしまうんですけど、
そんな頃にはすでにアダルト映画館になってしまっていたんで、
入ったことはないんですが、
映画館があるなぁ、なんてのは記憶にあったりします。

で、ワタシが成人映画を見ることができるくらいの年令になった時には
すでに無かったような印象があるんですよね。

周南・下松・光今昔写真帖 [ 小川宣 ]

で、この間、久しぶりに通ってみたら、
その場所には月極駐車場の看板が。

毎日興業さん、って会社が地主さん、って事になってるんですけど、
この会社、
テアトル徳山　や、
宇部のシネマコンプレックス　シネマ・スクエア７
を運営してらっしゃる会社でもあるんですよね。

以前は（シネマ・スクエア7をオープンする前）テアトル徳山が
１，２，３と3館あったりした時期もありましたし、
周南地区で頑張ってらっしゃった映画館さん、ってイメージがあるんですよね。

父の話では以前は一般の映画館だったらしく、
何度か見に行った、なんて話も聞いたことがあります。
下松駅前のほうが流行ってた時代、
ちょっとどんな時代だったのか、見てみたかったような気もします。

映画、というと、結構前になりますが、
「キャタピラー」などを撮られた若松孝二監督が亡くなられましたね。
訃報・若松孝二監督、急逝 | テアトクブログ
テアトル徳山のブログにその記事がありました。
この映画館に実際に見に行ったんですが、今までになかったような衝撃を受けたことを覚えています。
まだまだいろんな作品を撮られてたんですね。また、デジタル化の波、というのは、映画界にも着実に来てるんですね。
改めて、哀悼の意を表したいと思います。