先日、ちょっとした大きな地震についてのツイートをしてたところ、
こんなメンション(お返事)をいただいたんです。
その後、この方は
とおしゃってたんですが、
私のおせっかい虫が騒ぎ出しまして。
ワタシは、と言うと、
こんなメンションを取り急ぎ送ったんですが、
じっくり考えてみたい、と思ったんです。
で、結局この記事を書いてみようかな?なんて思ってたりしてます。
ワタシは、というと、中学の頃からラジオが好きで、あちこちのラジオに投稿もしたりしてきたんですが、
出る、もしくは制作側には一度も回ったことがないんです
それでも、何か参考なりちょっとしたきっかけでもなればな、なんて思ってます。
災害、というと、最も最近で、大きな災害、と言えば東日本大震災など地震が考えられると思いますが、
山口県では、もう数年前になるでしょうか。
調べてみると、2009年、になるんですね。山口県防府市、と言う場所で水害が発生しました。
正直、その時かどうかは記憶はないんですが、水害時はコミュニティFMの方が、役に立つ、
と感じたことがあります。
防府で大雨の中、下松に向かって走ってたんですが、信号で待っていると、かすかに開けている窓の外から、
雨の中、何かの声が聴こえたような気がしたんです。
もしや!と思ってラジオのスイッチを入れてみると、「緊急時割り込み放送」
がなされてました。
(あなたのエリアのコミュニティFMで、そういった放送があり得るかどうか、に関しては、
局のウェブサイトに災害時に関する協定がなされているのか、そういった記述はきっとあると思いますよ。)
防災無線を通じて屋外のスピーカーから大音量で流れていたんだとは思うんですが、
正直、交差点までの距離と、車に叩きつける雨音で内容はほとんど聴こえなかったんです。
もしかして、と防府市のコミュニティFMに慌ててダイヤルを合わせてボリュームを上げたのを覚えています。
水害の場合、特に市区町村によって状況も違いますし、
コミュニティFMの方が、県域局(県全体に向けて放送する局、ですね。)に比べてもきめ細やかな放送を流してくれる印象があるんですよね。
あくまで印象、なんで、実際はどうか、ってのはわかりませんけどね。
こんなメンション(お返事)をいただいたんです。
2012/02/19 17:21:44
@starexp 恥ずかしながら教えてください。先程の地震であわててサイマル放送で南相馬市の放送を聞きました。災害が起きたときコミュニティはどのように対応したらいいのか。少しでも私がすんでいる街にお役にたちたいと思い取り組んでいますが。
@starexp 恥ずかしながら教えてください。先程の地震であわててサイマル放送で南相馬市の放送を聞きました。災害が起きたときコミュニティはどのように対応したらいいのか。少しでも私がすんでいる街にお役にたちたいと思い取り組んでいますが。
とおしゃってたんですが、
私のおせっかい虫が騒ぎ出しまして。
ワタシは、と言うと、
2012/02/19 17:59:30
コミュニティFMさんの災害時のあり方、すごく参考になります。 / altered image(z) : 震災時のメディアのあり方とは?コミュニティFM局長の語る「ネットとリアル」について - http://t.co/fX5razLh
コミュニティFMさんの災害時のあり方、すごく参考になります。 / altered image(z) : 震災時のメディアのあり方とは?コミュニティFM局長の語る「ネットとリアル」について - http://t.co/fX5razLh
2012/02/19 18:11:54
@fmcastle 個人的な思い、なんですが、地域に根ざした放送をしてらっしゃるコミュニティ局さんだからこそ、市役所からの情報だけでなく、パーソナリティ、スタッフ、リスナーさん、それぞれから寄せられるであろう情報を活かす、というのもラジオだからこそできる役割だと思いますよ。
@fmcastle 個人的な思い、なんですが、地域に根ざした放送をしてらっしゃるコミュニティ局さんだからこそ、市役所からの情報だけでなく、パーソナリティ、スタッフ、リスナーさん、それぞれから寄せられるであろう情報を活かす、というのもラジオだからこそできる役割だと思いますよ。
こんなメンションを取り急ぎ送ったんですが、
じっくり考えてみたい、と思ったんです。
で、結局この記事を書いてみようかな?なんて思ってたりしてます。
ワタシは、というと、中学の頃からラジオが好きで、あちこちのラジオに投稿もしたりしてきたんですが、
出る、もしくは制作側には一度も回ったことがないんです
それでも、何か参考なりちょっとしたきっかけでもなればな、なんて思ってます。
災害、というと、最も最近で、大きな災害、と言えば東日本大震災など地震が考えられると思いますが、
山口県では、もう数年前になるでしょうか。
調べてみると、2009年、になるんですね。山口県防府市、と言う場所で水害が発生しました。
正直、その時かどうかは記憶はないんですが、水害時はコミュニティFMの方が、役に立つ、
と感じたことがあります。
防府で大雨の中、下松に向かって走ってたんですが、信号で待っていると、かすかに開けている窓の外から、
雨の中、何かの声が聴こえたような気がしたんです。
もしや!と思ってラジオのスイッチを入れてみると、「緊急時割り込み放送」
がなされてました。
(あなたのエリアのコミュニティFMで、そういった放送があり得るかどうか、に関しては、
局のウェブサイトに災害時に関する協定がなされているのか、そういった記述はきっとあると思いますよ。)
防災無線を通じて屋外のスピーカーから大音量で流れていたんだとは思うんですが、
正直、交差点までの距離と、車に叩きつける雨音で内容はほとんど聴こえなかったんです。
もしかして、と防府市のコミュニティFMに慌ててダイヤルを合わせてボリュームを上げたのを覚えています。
水害の場合、特に市区町村によって状況も違いますし、
コミュニティFMの方が、県域局(県全体に向けて放送する局、ですね。)に比べてもきめ細やかな放送を流してくれる印象があるんですよね。
あくまで印象、なんで、実際はどうか、ってのはわかりませんけどね。
また、地震についても、ちょっと考えてみました。
阪神・淡路大震災の前の日に神戸に遊びに行っていた、ということはありましたが、
幸い被災した、という経験は無いんです。
なので、想像でしか無いんですが、
いくつか、感じたことを色々と書いていきますね。
ある時、ちょっと大きめな地震が発生した時、
地元のコミュニティFMを聴いてたんですが、喋り手さんの方も慌てるばかりで
情報がよくわからなかったことがあるんです。
で、すぐにダイヤルを変えてNHKラジオから情報を得たんですが、
経費の問題、また、放送に関する気象会社との契約の問題もあるんだろう、とは思うんですが、
コミュニティ局の場合、即座に情報を入れる、というのは難しいのかな?とも感じるんです。
ただ、NHKの場合、一次情報には強くても、その後、全国、もしくは (場所によってはそうではないところもありますが) 基本的に地方では県単位で同じ放送を流している関係で、細かい情報が入って来なかった印象があるんです。
最近はちょっとした災害が起こればすぐに携帯電話の通話機能は遮断される、と思っていいんじゃないでしょうか。
「総務省|災害時には「災害用伝言サービス」やメールを御活用ください」
こういった報道資料も11年8月には出されています。
とすると、どうやって自分の無事やまわりの状況を伝えるか、
こういった時にコミュニティFM、って結構役に立つような気がします。
届くエリアは県域局に比べて圧倒的に小さいエリアです。
ただ、小さいからこそ、いろんな事を共有できるような気がするんですよね。
例えば、東京にいるキャスターたちよりも怖さを一番身近で体験しているのは
同じエリアのスタジオにいらっしゃるパーソナリティさんでしょうし、
同じ番組を聞いてらっしゃるリスナーの方々でしょう。
先ほど書いた市役所からの割り込み放送などによる情報もそうですし、
リスナーの方々から寄せられる被害の情報などもかなり役に立つような気がします。
万が一の災害時のスタッフさん同士の連絡のことも少し考えてみました。
以前NHKのテレビで「女川さいがいFM」さんの取材をしている映像を見たんですが、
そのスタッフさんの連絡用にどうやらSkypeのグループチャット機能を使ってらっしゃったみたいなんですよね。
それ、って使えそうですよね。
こういったツールを駆使しながらリスナーさんから寄せられた情報の裏を取ったり、
ってこともできるかも知れませんね。
最後に、こんなのがあったらいいのに。なんて思うことも色々とあったりするんです。
例えば、これは広島の「FMちゅーぴー」で道路交通情報の時に、タクシーのドライバーさんからの
「信号◯回分」という信号の待ち時間を交通情報として流してるんですが、
災害時には、タクシーの運転手さんからの被害報告、と言うのも、
なかなか人出が少ないコミュニティ局にとっては、リスナーさんからの情報と共に、
すごく大きな力になるような気がするんですよね。
(こういった動きは東京のAM局、ニッポン放送では【タクシー防災レポーター制度】として、されているようですね。)
ニッポン放送 防災システム
他にも、いろんな動きがあるんですね。
コミュニティ局の場合は、そこまで動けるスタッフさんの数が少ないでしょうし、なかなか全部同じようなことをして欲しい、とは言えませんが、こういった大手局さんの動きの中にもヒントがあるのかも知れませんね。
おせっかいが高じてかなりまとまりのない散らかった長文になってしまいましたが、
ここまで読んでくださってありがとうございました。
最後に、ツイートの転載を許可してくださったFMキャッスル(2012年3月1日からはFM丹波)様。
ありがとうございました。
感謝いたします。
コミュニティFM進化論―地域活力・地域防災の新たな担い手
著者:紺野 望
販売元:ショパン
(2010-04)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る
成功するコミュニティFM放送局
著者:井上 悟
販売元:東洋図書出版
(2007-07-01)
販売元:Amazon.co.jp
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阪神・淡路大震災の前の日に神戸に遊びに行っていた、ということはありましたが、
幸い被災した、という経験は無いんです。
なので、想像でしか無いんですが、
いくつか、感じたことを色々と書いていきますね。
ある時、ちょっと大きめな地震が発生した時、
地元のコミュニティFMを聴いてたんですが、喋り手さんの方も慌てるばかりで
情報がよくわからなかったことがあるんです。
で、すぐにダイヤルを変えてNHKラジオから情報を得たんですが、
経費の問題、また、放送に関する気象会社との契約の問題もあるんだろう、とは思うんですが、
コミュニティ局の場合、即座に情報を入れる、というのは難しいのかな?とも感じるんです。
ただ、NHKの場合、一次情報には強くても、その後、全国、もしくは (場所によってはそうではないところもありますが) 基本的に地方では県単位で同じ放送を流している関係で、細かい情報が入って来なかった印象があるんです。
最近はちょっとした災害が起こればすぐに携帯電話の通話機能は遮断される、と思っていいんじゃないでしょうか。
「総務省|災害時には「災害用伝言サービス」やメールを御活用ください」
こういった報道資料も11年8月には出されています。
とすると、どうやって自分の無事やまわりの状況を伝えるか、
こういった時にコミュニティFM、って結構役に立つような気がします。
届くエリアは県域局に比べて圧倒的に小さいエリアです。
ただ、小さいからこそ、いろんな事を共有できるような気がするんですよね。
例えば、東京にいるキャスターたちよりも怖さを一番身近で体験しているのは
同じエリアのスタジオにいらっしゃるパーソナリティさんでしょうし、
同じ番組を聞いてらっしゃるリスナーの方々でしょう。
先ほど書いた市役所からの割り込み放送などによる情報もそうですし、
リスナーの方々から寄せられる被害の情報などもかなり役に立つような気がします。
万が一の災害時のスタッフさん同士の連絡のことも少し考えてみました。
以前NHKのテレビで「女川さいがいFM」さんの取材をしている映像を見たんですが、
そのスタッフさんの連絡用にどうやらSkypeのグループチャット機能を使ってらっしゃったみたいなんですよね。
それ、って使えそうですよね。
こういったツールを駆使しながらリスナーさんから寄せられた情報の裏を取ったり、
ってこともできるかも知れませんね。
最後に、こんなのがあったらいいのに。なんて思うことも色々とあったりするんです。
例えば、これは広島の「FMちゅーぴー」で道路交通情報の時に、タクシーのドライバーさんからの
「信号◯回分」という信号の待ち時間を交通情報として流してるんですが、
災害時には、タクシーの運転手さんからの被害報告、と言うのも、
なかなか人出が少ないコミュニティ局にとっては、リスナーさんからの情報と共に、
すごく大きな力になるような気がするんですよね。
(こういった動きは東京のAM局、ニッポン放送では【タクシー防災レポーター制度】として、されているようですね。)
ニッポン放送 防災システム
他にも、いろんな動きがあるんですね。
コミュニティ局の場合は、そこまで動けるスタッフさんの数が少ないでしょうし、なかなか全部同じようなことをして欲しい、とは言えませんが、こういった大手局さんの動きの中にもヒントがあるのかも知れませんね。
おせっかいが高じてかなりまとまりのない散らかった長文になってしまいましたが、
ここまで読んでくださってありがとうございました。
最後に、ツイートの転載を許可してくださったFMキャッスル(2012年3月1日からはFM丹波)様。
ありがとうございました。
感謝いたします。
コミュニティFM進化論―地域活力・地域防災の新たな担い手
著者:紺野 望
販売元:ショパン
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著者:井上 悟
販売元:東洋図書出版
(2007-07-01)
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